202X年 Travis Japan、デビューおめでとう。
拝啓
ちゃかちゃん、しーくん、うみんちゅ、しめちゃん、のえるくん、げんげん、まつく
デビュー、本当に本当におめでとう。
ハリウッドはどうですか?寒い?それともあったかい?時差ボケは大丈夫?私たちはさっき成田に着いたところです。追いかけるから待っててね。本当は飛行機の中では寝ておきたいけど…ワクワクして眠れないかも。だって今日はそれくらいおめでたくて、私たちと7人にとって、すっごくすっごく、大切な日。
今日まで色々なことがあったね。長かったよね。やっと、やっとだね。出会いもあって、別れもあったね。でも、途中で手を振ったあの男の子たちもきっと、いま自分のことみたいに喜んでくれているんじゃないかな。
もうダメかもしれないって全てを投げ出したくなったこと、今まで何回あったのかな。私が知る限り、誰ひとりそんな素振りは1度だって見せたことが無かったけれど、きっと本当は数え切れないほどあったんじゃないかと思う。そんな時、私たちが出したお手紙やコンサートでの声援は、あなたたちが顔を上げるための、涙を笑顔に変えるための力に、少しでもなれていたかな。そうだといいな。
2019年8月8日のこと、覚えてますか?…忘れるわけないよって、笑うかな。
いつか笑い話にできたらいいって、泣きじゃくりながら思ったあの日のことは、きっと忘れることはないと思う。まるでパイ投げクリームで塗りたくられた前髪みたいにぐちゃぐちゃな感情を、零れ落ちないように一生懸命抱き締めたあの日のことは。
夢ハリを観ている間、7人の姿が涙でどんどんぼやけて、思わず座り込んじゃった私のことは、今だから言える内緒の話。
あぁそれから、あの日の夜は、如恵留くんとちゃかちゃんの泣き顔の話ばっかりして、ごめんね。だって、今後について聞かれた時 「(デビューに対しての)焦りはあまりない」ってずぅっと言っていたのは、その2人だったから。でも紛れもなく、Travis Japanが走るレールを一生懸命敷いてくれたのも、この2人だったんじゃないかと私は思う。
でもさぁ、だからこそ、やっぱり悔しかったよね。私も悔しかったよ。すごくすごく悔しかったんだよ。
正直ね、スノストに何かある、とは席に着く前から感じていたから、へっちゃらだって思っていた。
…でも、違った。全然、へっちゃらなんかじゃなかった。宮近くんの顔を見たら、堰を切ったようにポロポロ涙が出てきてね、
あの日、せっかくいつもより少し上手に塗れたマスカラがぜーんぶ取れて、パンダになっちゃうくらい、泣いてしまった。
その日更新されたYou Tubeのコメント欄に並ぶ、「デビューさせてあげられなくてごめんね」の言葉を見るのも辛かった。そんなコメント、7人に見せたくなかった。だって、誰も悪くないのに。あの場に、謝るべき人なんて誰も居なかったのに。
だから今こそ、「あの時すごく悔しかったなぁ!」って、7人と私たちファン全員で、一緒に笑おう。泣きながら、笑おう。
だって、「次に流すのは嬉し涙だ」って固く誓ったから。
すごいな。もう、東京ドームも、ハリウッドも、“憧れ”でもないし“夢”でもないんだよ。ワクワクするね、ソワソワするね。これからどんな素敵な景色が、私たちを待っているんだろう。
そうだ、夢ハリの歌詞が、
We “wanna” go to Hollywood -僕らはハリウッドに行きたい
でもなく、
We “should” go to Hollywood -僕らはハリウッドに行くべきだ
でもなくて、
We go to Hollywood -僕らはハリウッドへ行く
って、1番シンプルな現在形で綴られているの、気づいてた?私はそこがとっても好きで…。
ほら見て、トライさんも言ってる!
あのね、現在形って、「不変の真理」を表すんだよ。
不変の真理:いつでも繰り返し当てはまり、絶対に変わらないこと
水は100℃で沸騰して、太陽が東から昇って西へ沈むのと同じくらい、
Travis Japanがハリウッドへ行くことは、「過去も現在も未来も、絶対に変わらない事実」だったんだ。エモいね。ああ何だかチープな言葉になってしまうけれど、めちゃめちゃエモいじゃん。
まつくが作詞作曲したっていうデビュー曲、早く聴きたいな。
そうだ、元太くん、来月から始まる大河ドラマの撮影は順調?
聞いた?うみんちゅが表紙のanan、また増刷決定だって!
閑也くん、あの大人気シリーズのアクション映画への出演決定おめでとう!
もうすぐ始まるしめちゃんの主演ドラマ、楽しみだな。
宮近くんが座長の舞台、すっごく感動して涙が止まらなかったよ。
如恵留くんがMCを務める教育番組、毎日楽しくみています。
「みんなも一緒に!」
宮近くんが必ず言ってくれるこの言葉の続きは、「(みんなも一緒に)タップを踏もう!」じゃなくて、「(みんなも一緒に)ハリウッドへ行こう!」 なんじゃないかなぁって、
どこか願いにも似た想いがずっと心の中にあった過去の私に、間違いじゃないよって伝えたい。
憧れの街 Right here
本当にハリウッドが“すぐそこ”になった今日。
改めて、デビューおめでとう。とってもとっても、おめでとう。本当にハリウッドでデビューするんだね。そうだよ、7人には、普通のCDデビューじゃ全ッッ然、物足りない。
これからの“光り輝くステージ”は全部全部ぜーーーーーーーんぶ、7人と私たちのもの。
“予祝”って知っていますか?
叶えたい夢が既に叶った気分でお祝いをすること
私のバイト先の先輩は、これをしてCAになるという夢を叶えました
私はこの考えにあやかって、いつか来る未来のために、このブログを書きました。
全部ぜんぶ、必ず現実になります。絶対に。雑誌で閑也くんが教えてくれた言霊を、強く強く信じて。
何度だって言います、Travis Japan デビューおめでとう。